囲碁は好きですか?

あなたに囲碁を好きになってもらうために、囲碁の面白さを伝えていくブログです。

囲碁は好きですか?

明日から朝日アマ名人戦の全国大会です!!!

どうも!こんにちは。みやれーです。



7月6日、7日は日本棋院東京本院にて、第14回朝日アマチュア囲碁名人戦の全国大会が行われます。


これにみやれーは富山県代表として出場します!



第14回朝日アマチュア囲碁名人戦|公益財団法人日本棋院
↑大会のホームページ。参加者やトーナメント表等が見られます



めっちゃ楽しみです!!


最近はあまり真剣勝負が出来ていなくて、それこそ今大会の富山県代表決定戦くらい。その前となると、昨年12月のプロ試験にまで遡るでしょうか(^_^;)


とにかく真剣勝負がしたい!そして明日出来る!それが嬉しくてたまらないです^ ^


もう長いこと囲碁を続けていて、負けて辛い思いをしたことは幾度となくありましたが、なんだかんだで、僕は勝負が好きみたいです



明日はベスト8まで決まります。一時も油断ならない戦いが続くでしょうが、自分は富山県代表なんだということを胸に刻み、全力で頑張ってきます。



また、会場の日本棋院東京本院では、今大会を二日間とも無料で観戦することが出来ます。特に7日は決勝戦張栩名人が大盤解説されるとのことで(これも無料!)、お時間に余裕のある方はぜひご来場ください。



そしてこれは私情になりますが、今大会は僕のリア友がめちゃくちゃ少ないです(´;ω;`)


もしこれをご覧になって会場に来られるという方は、ぜひ富山県代表に一声かけてあげてください。とても喜びます。大事な大会だから邪魔しちゃ悪いとか思わないでください。対局中以外であれば全力で喜びます。お願いだから声をかけてください。むしろこっちから声かけましょうか?みやれーは寂しいと死にます。



それから、ブログとYouTubeでは最終結果を報告しますが、Twitterではリアルタイムで結果をツイートしていくつもりです。よろしければそちらのチェックもお願いします!



二日間頑張るぞおおおおおおおおお!!!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))





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第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第六局!井山裕太VS河野臨

どうも!こんにちは。みやれーです。


7月3日、4日の二日間、大阪府吹田市「ホテル阪急エキスポパーク」にて、第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第六局が行われました。今記事では封じ手以降の手順を振り返りますので、1日目の手順は前回記事よりご覧ください。

前回記事

  • 井山裕太VS河野臨
    • 封じ手
    • 実戦図1
      • 参考図
    • 実戦図2
    • 実戦図3
      • 参考図1
      • 参考図2
    • 実戦図4
      • 参考図1
      • 参考図2
    • 実戦図5
    • 実戦図6
    • 実戦図7
      • 実戦図8
      • 参考図
  • まとめ

井山裕太VS河野臨

一日目終了時点では、やはり誰の意見を見ても
本因坊文裕(井山裕太)優勢との評価は変わりありませんでした。二日目はどう追い上げるか、どう逃げ切るのかを注目して見ていきましょう。


黒番 本因坊文裕 白番 河野臨

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第74期本因坊戦第六局封じ手予想!井山裕太VS河野臨

どうも!こんにちは。みやれーです。


7月3日、4日の二日間、大阪府吹田市「ホテル阪急エキスポパーク」にて第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第六局が行われます。
今回記事では1日目の手順を振り返りつつ、最後に封じ手予想をしたいと思います。


前回記事

  • 一日目
    • 実戦図1
      • 参考図1
      • 参考図2
    • 実戦図2
    • 実戦図3
      • 参考図
    • 実戦図4
    • 実戦図5
    • 実戦図6
    • 封じ手予想
      • 参考図
  • まとめ

一日目

3勝2敗でタイトル防衛に王手をかけた本因坊文裕(井山裕太)。3連勝で迎えた本局は地元大阪での開催であり、傍目からでも文裕有利がはっきりと見て取れます。この逆境の中で河野臨九段どのような戦いを見せるのか、とても楽しみです。


黒番 本因坊文裕 白番 河野臨

実戦図1

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僕が見た中で一番最高だった投了の仕方

どうも!こんにちは。みやれーです。


日本の囲碁界には「投了の美学」という言葉もある通り、自ら敗北を認め首を差し出す行為を一種の美学と捉え、そのタイミングが潔ければ潔いほど、美しいとされています。


今回はタイトルにもあります通り、僕が見た中で一番最高に美しい投了の仕方を紹介…




ではなく




僕が見た中で一番最高に笑った投了の仕方をお話しします。


美しさなんてクソ喰らえ。笑わせたら勝ちのおふざけ全開投了劇です。


先輩と後輩

僕がある大会に出場した時のこと。会場に行くと、年上の知り合いの方が同じ大会に出場していました。


その方は同じ大学の仲間と出場されていたようですが、大会中も打碁を一緒に検討したりと、とても仲良くさせてもらっていた方です。


大会は進み、僕は準々決勝で敗退。その方は準決勝で敗退されました。


しかしその大会はベスト10まで表彰されるということで、お互い順位戦に回って対局を進めます。僕は結局5位だったのですが、その方は3位決定戦にて、同じ大学の先輩と当たっていました。


そこはお互い仲の良い先輩後輩らしく、和気藹々と、
「決勝で当たりたかったな〜」
と雑談を挟みながらの対局。しかし実力がある二人ですので、盤上は徐々に激しさを増していきます。


僕は途中から観戦していましたが、周りを見るとギャラリーがたくさん。それもそのはず。碁は取るか取られるかのせめぎ合い。優に100目は超えるかという大きなコウを争っていました。


先程まで雑談を交わしていた二人とは思えないほどに火花散る盤上。持ち時間も切迫し着手が早くなる。息を吐くのも躊躇われる緊張感の中、勝負の行方を固唾を飲んで見守ります…。




どうやら勝者が見えてきたようです。




このコウを勝てば碁も勝ちというわかりやすい状況。つまりコウダテの数が勝敗を左右しますが、僕の知り合いの方、つまり後輩の方が、コウダテが一つだけ多かったようです。


たった一つの差ですが、これはもうひっくり返すことの出来ない大きな差です。もう勝負は決まったと思ったその時、事件は起きます。



普通に投了して検討に入るはずのこの場面。なんと負けを悟ったその先輩は、コウダテをせずに、争っている最中のコウを取り返しました。


「ええっ!!!」


後輩が大きな声を上げて先輩の顔を見ます。当然でしょう。コウダテをせずコウを取り返すのはルール違反です。


すると先輩は、とぼけた口調でこう言いました。



「いやーコウダテするの忘れたかー。コウダテすれば俺の勝ちやったな」



いやそのコウダテが無いねん!!


みんな大爆笑。緊張の糸が解けて、急に賑やかになりました。
結果的には投了してないんですけど、反則負けということで実質的な投了となります。


その先輩さんの心中を察するに、衆人環視の中後輩に負けを認めるのが辛かったのかもしれませんが、対局者の仲が良いからこそ出来る、面白い幕切れだったのではないかなと思います。



囲碁は勝ち負けがはっきりついてしまうゲームである以上、時に険悪なムードになってしまうこともあるのですが、やはりゲームは楽しんだ方が儲け。真剣勝負だけではなくて、仲間とふざけて楽しんで打つ碁も素敵ですね。



僕もそんな感じで、みんなで楽しむ配信を目指して、YouTubeで週一配信を行っております。大体週末の夜にやってるので、良かったら見に来てください(露骨な宣伝)





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第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第五局!井山裕太VS河野臨

どうも!こんにちは。みやれーです。


6月18日、19日の二日間、長野県松本市「松本ホテル花月」にて、第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第五局が行われました。今記事では封じ手以降の手順を振り返りますので、1日目の手順は前回記事よりご覧ください。


前回記事

  • 井山裕太VS河野臨
    • 封じ手
    • 実戦図1
      • 参考図
    • 実戦図2
    • 実戦図3
      • 参考図
    • 実戦図4
    • 実戦図5
    • 実戦図6
    • 実戦図7
    • 実戦図8
    • 実戦図9
  • まとめ

井山裕太VS河野臨

一日目終了の局面、前回僕は「形勢はよくわからない」と書きましたが、SNS等を見ると、強い方々でも黒持ち白持ちと意見が割れていたので、ほぼ互角と見て良いのかもしれません。


黒番 河野臨 白番 本因坊文裕

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第74期本因坊戦第五局封じ手予想!井山裕太VS河野臨

どうも!こんにちは。みやれーです。


6月18日、19日の二日間、長野県松本市「松本ホテル花月」にて第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第五局が行われます。
今回記事では1日目の手順を振り返りつつ、最後に封じ手予想をしたいと思います。


前回記事

  • 一日目
    • 実戦図1
    • 実戦図2
      • 参考図1
      • 参考図2
    • 実戦図3
      • 参考図1
      • 参考図2
    • 実戦図4
    • 実戦図5
    • 実戦図6
      • 参考図
    • 封じ手予想
    • 他候補
  • まとめ

一日目

前局で本因坊文裕(井山裕太)が勝利し、本因坊戦は2勝2敗の降り出しへ。本局から改めて三番勝負が始まります。
今シリーズ開幕時は河野臨九段が2連勝と見事なスタートダッシュを決めましたが、流石は七連覇中の現本因坊。際どく2勝を返し、タイトルの行方はにわかに分からなくなりました。
勝てば優勝へ王手というこの一戦。先に本因坊へ手を掛けるのは一体どちらとなるでしょうか。


黒番 河野臨 白番 井山裕太

実戦図1

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第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第四局!井山裕太VS河野臨

どうも!こんにちは。みやれーです。


6月13日、14日の二日間、静岡県沼津市「旧沼津御用邸」にて、第74期本因坊戦挑戦手合七番勝負第四局が行われました。今記事では封じ手以降の手順を振り返りますので、1日目の手順は前回記事よりご覧ください。

前回記事

  • 井山裕太VS河野臨
    • 封じ手
    • 実戦図1
    • 実戦図2
    • 実戦図3
    • 実戦図4
    • 実戦図5
      • 参考図
    • 実戦図6
    • 実戦図7
    • 実戦図8
      • 参考図
    • 実戦図9
      • 実戦図10
  • まとめ

井山裕太VS河野臨

やや本因坊文裕(井山裕太)が優勢かという状況で河野九段の封じ手となりましたが、どこが大きいと見るかが難しい局面でした。それはつまり、正解がはっきりせず、逆に失敗もない。棋風によって多種多様な変化を見せる局面であったと言えるでしょうか。


黒番 本因坊文裕 白番 河野臨

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