囲碁は好きですか?

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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦総譜

どうも!こんにちは。みやれーです。

黒 S五段 白 M六段 定先

総譜(1〜171) 171手完。黒中押し勝ち。
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 黒7からの流行形から黒11の難解型へと進んだことで、この碁は激しくなった。序盤は常に白がリードを奪う形で、M六段の打ちまわしが見事だった。白72となり、地でも厚みでも白が勝る理想形を作る。
 S五段の局面打開の方法は、黒73から左辺を根こそぎ荒らすというまさかの作戦だった。その思い切りの良さには驚くばかり。しかし実際には少し無理のある作戦だっただろう。
 白90がM六段の決断だった。黒にチャンスを与えることは承知の上だったと思うが、あえて白90でがんばる気迫は、こちらにも熱が伝わってきた。
 しかし黒の粘りに押され、白106がやや疑問。白114がはっきりとした悪手で、左辺から連なる黒の大石を生かす結果となり、黒の劇的な逆転勝利で幕を閉じた。
 中央思考で厚みを大切にするM六段の強さは遺憾無く発揮されていたが、S五段の勝負強さも同時に光った名局だった。両者ともにこの勢いでリーグ戦を駆け抜けて行って欲しい。

(宮岸黎明)





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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第6譜

黒 S五段 白 M六段 定先

第6譜(114〜129)
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 白14が悪魔に魅入られた一着だった。黒15と代わってしまったことで、黒17〜黒23となり、中央に一眼を作らせてしまう結果となった。左辺には既に一眼が確定しているので、黒23に至ってこの黒石は生還したのである。もちろん形勢は黒優勢だ。
 白14では参考図の白1とハネ、白9に打てる状況を残しておかねばならなかった。これなら黒石が取られていた可能性が高いだろう。実戦の白14は確かに先手なのだが、打ってはいけない先手だったのだ。
 左辺打ち込みからの黒の粘りが、ここにきて遂に実を結んだ。途中何度も首を落とされるタイミングはあったが、勝利を諦めなかった気持ちがこの逆転を生んだのだろう。
 二人の気迫が作ったこの名局は、S五段会心の勝利となった。以降は総譜に譲る。

(宮岸黎明)







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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第5譜

黒 S五段 白 M六段 定先

第5譜(91〜113) 黒95(白100) 黒101(白104)
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 左辺の黒一団が取れれば白の勝ち。生きれば黒の勝ちというわかりやすい勝負だ。
 黒95〜白104までは、S五段の苦難の跡が伺える。少しでも白のダメを詰め、黒105と出た時のシノギの足しにしようということだ。実際、白は少し気持ちが悪い。
 その気持ち悪さに負けたか、白106はやや疑問かもしれない。参考図白1と反対から打つ方がわかりやすく取れていた。確かに黒6辺りで白のダメが詰まっていることが気になるのだが、白7と冷静に繋げば耐えている。
 黒2以下別の粘りを探しても、どれも白がギリギリ包囲出来ているように思う。白106が悪手とは言えないが、少し勝負を難しくした可能性がある。
 黒は常にギリギリの勝負を迫られているが、左辺の打ち込みから黒95など、白を揺さぶる手を多く打っている。仮に白106付近でM六段に何か動揺があったとしても、それはS五段の勝負術を称賛する他ない。
 碁は佳境を迎えている。

(宮岸黎明)







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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第4譜譜

オンラインサロン6月リーグ戦

黒 S五段 白 M六段 定先

第4譜(69〜90)
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 白72と中央を囲ったタイミングで、S五段はなんと黒73に突入してきた。これは様子見に近いものがある。
 M六段が白74と黒三子を取って受けたのを見て、黒75と打ち込んだ。そして白76と用心したのを見ると、次は黒77。まるでここで生きようしているかのような動きである。
 そう。黒はこの白の包囲が鉄壁を誇る左辺を、丸々荒らしてやろうと言うのだ。もちろん形勢に危機を感じてこの勝負で出たのであろうが、それにしてもS五段の度胸には恐れ入る。
 その心意気を買ったか、M六段は白90と外側で受けた。白80で的確に眼を取り、白88までに至っては、左辺だけで黒に生きが無いとは言うものの、通常はAと封鎖してわかりやすく黒石を取りにいくものである。
 ここで白90とは要するに、Aと打たなくとも、既にこの黒石は死んでいますよと主張しているのだ。
 一般的にはAと打つのが正解で、それで勝利が約束されていただろう。だがAが無くても黒石が取れているなら、確かにAは不要な一手で、最善ではない。そう考えれば白90と打つのも納得できる。
 しかし最大の頑張りは、黒には好機ともなりうる。ここから黒がどう暴れ、白がどう仕留めにいくか。この碁の命運は、この黒石の生死に託された。

(宮岸黎明)






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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第3譜

黒 S五段 白 M六段 定先

第3譜(55〜68)
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 黒55は眼を作りにいく意味だが、黒57、白56、黒59と脱出を目指していても取られることはなかったと思う。左辺から中央の白模様を消す意味でも、頭を出す方が良かっただろう。
 白58から封鎖したのは当然ながら良い手。黒石を無理に取りに行かずとも、左辺の地が大きくて白十分な形勢になっている。
 黒59、黒61は危険な手だった。白62では参考図白1で黒石を取りにいく手が成立しており、途中白5の妙手から白7で、白三子はシチョウにもゲタにも掛からない。下辺単体では黒に生きが無いため、参考図ならここで碁が終わっていた可能性が高いだろう。
 白は一撃必殺のチャンスを逃したが、大勢に影響はない。下辺は生かしても、白66の筋で黒石の動きを封じつつ、白68で中央を盛り上げる。左辺から出来た白の地模様が雄大で、形勢は疑いようもなく白優勢だ。勝勢と言っても良い。
 しかし黒のS五段は諦めない。驚異的な粘りで、碁はとても面白い展開を迎える。

(宮岸黎明)



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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第2譜

黒 S五段 白 M六段 定先

第2譜(29〜54)
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 実戦は黒29と白模様へアプローチをかけた。これは白の対応によって、左辺を荒らすか隅を荒らすかを決めようという手になる。
 白は30と左辺を大事にした。適切な判断に思う。それならばと黒は31で隅に動いていく。
 黒33は工夫の一手。34に伸びていれば隅はコウになっていたが、あえて二線へ打ち、仮に黒29、黒31の二子を取られることになっても、次の黒37への進出を見ているの方が大きいという判断だ。とても柔軟で、悪くない判断だったと思う。
 しかし続く黒35が小さくないミス。ここは参考図の黒1と単にヒラき、後に黒3とサガる手を見るところだった。黒3は地だけでなく、黒石の眼にも関わる大きな狙いになる。実戦は白38が良い手になり、少し黒が狭苦しい。
 白50がM六段の上手い一手だった。何か下辺左側の黒石を攻めたくなるが、まずは白54まで自身の安定を目指し、黒に付け入る隙を与えない。成熟された打ちまわしだ。
 黒は早くも難局を迎えている。

(宮岸黎明)





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オンラインサロンリーグ観戦記 S五段対M六段戦第1譜

どうも!こんにちは。みやれーです。


今日からうちのオンラインサロンリーグの対局の観戦記を投稿します!1週間ほど毎日投稿するので、よろしければお付き合いくださいませ。

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オンラインサロン6月リーグ戦

黒 S五段 白 M六段 定先

第1譜(1〜28)
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 6月リーグ開幕戦は高段者のM六段に中学生のS五段が挑む対局となった。二人はこれが初手合いになる。
 M六段は中央思考が持ち味の棋風。白4にもそれがよく現れている。黒が5と慎重に打ったのでお互いにシマリ合う布石となった。
 黒7は流行の三々入りだが、黒11のツケは難解定石に発展する。ここは黒13へブツカリ、白が15へオサエ、黒11にハネと進んでいれば、比較的簡明型だった。
 黒17と勢いよく切ったが、続く黒19が珍しい。ここは先に黒23、25へハネツグ実戦例が多く、数年前はそれが三々入り定石の主流型であった。
 現在は黒17でAに切る手が盛んに研究されており、プロの手合いなどではほとんどAに切っている。おかげでA以降の変化は数えきれないほどあり、黒11のツケが難解と言われる所以となった。
 実戦は白28となり、早くも見たことない形が出来上がる。部分的には少し白に軍配が上がるだろうか。
 黒17、21の二子を取られるのでは黒が少し辛い。黒27では28へ逃げ出してみたかった。実戦は左辺の白模様が良い構えとなり、コミ無しとはいえ少し白が打ちやすい。
 次の黒の一手は、白模様に何かアクションを起こすか、大場へ打ってゆっくりした勝負を目指すかの二択になる。

(宮岸黎明)



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