ワールド碁女流最強戦準決勝!藤沢里菜VS黒嘉嘉
どうも!こんにちは。みやれーです。
今日行われたワールド碁女流最強戦の準決勝ですが、やはり注目を集めたのはこの藤沢里菜三段VS黒嘉嘉七段戦でしょう。
黒嘉嘉七段はその美貌やスタイルの良さで人気があると別記事でも述べた通りですが、藤沢里菜三段も国内で大勢のファンを抱えている人気棋士。今日も応援していた人は多いのではないでしょうか?
昨日に引き続き、対局の一部を抜粋しながら、試合の模様をお届けしたいと思います。
藤沢里菜三段VS黒嘉嘉七段
黒番 藤沢里菜。白番 黒嘉嘉。
実戦途中図1
上図白1と打った局面。とにかく下辺白の広さが気になりますね。
ただ実戦は黒2と、下辺には打たず左上に先着。視野が広いですね。おそらく下辺に入る一番良いタイミングを伺っているのだと思います。
実戦途中図3
穏やかに進んでいた上図の局面。白4、6は狙いの一着でしたが、それに黒7と対応したのが藤沢さんらしい頑張った応手。黒11までが読み筋でしょうが、黒11が空き三角の愚形で、打つには気持ちが悪すぎる(笑)。これで戦い切れると見ているのですね。
黒が勇気を出した局面でした。
実戦途中図4
中央の戦いがひと段落して、ヨセ勝負の様相。ここで白は1、3と技を飛ばしてきました。二間ビラキが連続する場所では、たまに出てくる手筋です。
正直白は3と打たず、中央を囲う展開で白悪くないように見えますが、黒嘉嘉さんは形勢に自信がなかったのか、それとも黒4〜10の強手を軽視したのか。とにかく実戦白15までの進行は黒が得しました。