2月1日中継手合いの結果まとめ棋聖戦第3局女流名人戦挑戦者決定戦

こんにちは。みやれーです。

木曜日は日本棋院棋士の手合い日。2月1日「幽玄の間」で中継されていた碁で注目の手合いと、結果のまとめです。

棋聖戦挑戦手合七番勝負第三局

井山棋聖に一力八段が挑戦している今回の七番勝負。井山棋聖の2連勝で第三局を迎えました。

昨日から始まっていた本局ですが、もう激戦過ぎて、ずーっと戦ってばかりです。一歩も引かないのは両者の棋風通りですね。

結果はというと、超難解な読み合い戦を制し、井山棋聖が白番中押し勝ち。対戦成績を3勝とし、棋聖防衛に王手をかけました。

井山裕太棋聖に一力遼八段が挑戦する第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負（主催：読売新聞社）第3局が長崎県西海市「オリーブベイホテル」で行われ、井山が238手まで白番中押し勝ちをおさめました。#幽玄の間では大橋成哉七段の解説で棋譜ライブ中継をお届けしました。#囲碁 #日本棋院 pic.twitter.com/D3gtPGab6v
— 幽玄の間（日本棋院囲碁ネット対局） (@UgenNihonkiin) 2018年2月1日

もうすぐ世界戦の決勝が控えていることもあってか、最近の井山棋聖の強さは異常です。仕上がっているというか、世界戦に向けての調整が完璧のようです。

逆に一力八段は厳しいところ。なんとかこの流れを巻き返して欲しいです。

女流名人戦挑戦者決定戦

女流名人戦の決勝、つまり挑戦者決定戦が行われました。

前年度まで7名による挑戦者決定リーグ戦にて挑戦者を選出していました女流名人戦ですが、今年度より挑戦者決定トーナメント戦に生まれ変わり、挑戦者を決めています。

対局者は矢代久美子六段と井澤秋乃四段です。

矢代六段は以前女流本因坊を獲得した実力者。女流名人戦での優勝経験はありません。

井澤四段は女流棋聖、女流本因坊戦で挑戦者決定戦にまでは進んでいるものの、未だ挑戦手合への出場は果たせていません。今回のチャンスへの思いも一入でしょう。

その結果は

藤沢里菜女流名人への挑戦者を決定する第30期女流名人戦（主催：産経新聞社）挑戦者決定戦、矢代久美子六段－井澤秋乃四段戦は矢代が200手まで白番中押し勝ちをおさめ挑戦権を獲得しました。矢代は女流名人戦挑戦手合初出場となります。『#幽玄の間』では棋譜ライブ中継をお届けしました。#日本棋院 pic.twitter.com/gpPrDfFJtF
— 幽玄の間（日本棋院囲碁ネット対局） (@UgenNihonkiin) 2018年2月1日