第49回ジャンボ囲碁大会月組に参加しました!
どうも!こんにちは。みやれーです。
2月23日、東京市ヶ谷にある日本棋院東京本院で開催された第49回ジャンボ囲碁大会月組に参加しました!
この大会の特徴はなんと言っても規模の大きさ!
なんと1チーム15人による団体戦です!
7敗してても8勝すれば勝てる団体戦なんて他にあるのでしょうか(笑)
以前からこの大会の噂は聞いていて出場してみたかったのですが、今回は出場のお誘いをいただいてチームに加えていただきました。ありがとうございますm(_ _)m
前年度優勝の「バトリアヌス帝国」に対抗して命名された「バトリアンチ帝国」です。僕は主将でした。
そしてマスコットキャラクターが『カビゴン』とのことで、カビゴン大好きな僕にピッタリのチームでした(笑)
そして何と二回戦で因縁の対決が実現!
バトリアンチVSバトリアヌス!
これは負けられない!
結果は粘って運良く半目勝利!
しかしチームは1勝14敗で大敗北でした(ー ー;)
僕「二回戦半目差だったんですよ」
— みやれー@囲碁実況者 (@miyare15suki) 2020年2月23日
「え!相手だれ?」
僕「サングラスの人です」
「あー○○さんね」
今日何回かこのやりとりした https://t.co/SrV8fHOvQp
この対局は午前の二局目だったのですが、すぐ横にはお昼のお弁当が積まれていくし、前を向けばサングラスが似合いすぎてバチくそ面白い人がいるし、煩悩に打ち勝つのが大変でした。
結果僕個人は4戦全勝。チームは3勝1敗の4位入賞でした!
優勝は二回戦で当たったバトリアヌス帝国とのことで流石です。主将〜15将まで隙がありませんでした(^_^;)
僕の結果は満足いくものでしたし、あまりない東京への遠征出場でかなり刺激をもらいました。また来年も出場したいです^ ^
それから、コロナウイルスの関係で様々なイベントが中止、延期となるなか、ジャンボを予定通り開催していただけたのは嬉しかったです。僕個人としては、ジャンボを通じて対局、交流をし、とても楽しい時間を過ごすことができましたので、開催に踏み切っていただけたことに感謝しています。当日いきなり持ち時間を10分減らすという暴挙はありましたが、滞りない大会運営をありがとうございました。
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【オンライン囲碁サロン】
毎日みやれーが学んだ内容を投稿。
棋譜を貼って意見を出したり、対局したりしています。
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有利に戦うために必要な「相手にも譲って良い」という考え方
どうも!こんにちは。みやれーです。
僕が運営しているオンライン囲碁サロンでは毎日囲碁に関する「記事」を投稿しているのですが、月に数回くらい、こちらのブログでその記事を無料公開しようと思います。
今回は2月11日にサロンで公開した記事になります。それではどうぞ!
有利に戦うために必要な「相手にも譲って良い」という考え方
こんばんは。宮岸です。
最近指導碁が増えたおかげで「置碁」に触れる機会が多くなったのですが、これが中々どうして、皆さんだけでなく僕の勉強にもなるのでありがたいです。
今日は五子局を打ちましたが、画像の局面、黒が素晴らしい手を打ってくれました。置碁だけでなく囲碁全体においても大事な考え方が含まれているので、ぜひ聞いてください。
まず一番多い意見が黒1のトビでしょう。当然良い手です。五子というリードを活かして白の生意気なハサミを咎めていくのです。
もちろんこれで黒が優勢ですが、忘れちゃいけないのが「五子」という実力差があるということ。戦闘がしたい。戦闘に自信がある人はこの図を選んでいただいて、上手をボッコボコに蹴飛ばしてくれて良いのですが、そうでない人。戦いが嫌だという人もいるはずです。
この黒の人はその「戦いたくない人」でした。そしてすごく良い作戦を見つけ出してきたのです。
実戦で撃たれたのは黒1のコスミツケから黒3ツメでした。上辺を軽く処理し、黒9の大場へ。黒5を決めたのは悪手かもしれませんが、それを抜きにしても、この作戦を選んだ大局観は素晴らしいです。
手順を変えれば、白は1とワリウチをしただけに過ぎません。黒のどこにも悪い手がないことがお分かりいただけると思います。
つまりこれはどういうことかというと、盤面全体を見たとき、上辺は一番白石が多く、白が優位を主張してきている場所です。その主張に「異議あり」を唱えて戦うことも当然考えられますが、盤面を広くみると、黒が優位を主張できるところなんて上辺以外にもたくさんある。一つくらい譲っても他があるので大丈夫ですよ。という考え方なのです。
九子局を例に取ってみましょう。
白1、3、5は上手が使う常套手段ですが、ここで黒はどう打ちましょう?
もちろん戦っても良いのですが、黒6から下辺を丸々捨てて、他で優位を主張する作戦もあります。実はこれでも黒が損をしていないのです。
下辺の白地は現状30目弱。右下、左下の黒地は共に15目を超えるので、先手を取って黒18へ回れば何も損していないですよね。
これも白が下辺で優位を主張してきた訳ですが、黒の優位な場所はいくらでもある。下辺は譲って他をいただきますよ。という立派な作戦です。
相手の地(もしくは模様)が大きく見えてしまう。あるあるですよね。しかし本当にそれは大きいのか。他で対抗出来る場所はないのか。
この考え方は、常に自分の有利な場所で戦いをするために重要な考え方になります。
相手の優位なところで戦い、上手く切り抜けて形勢有利を引き寄せる作戦もありますが、そうではない。相手にも譲るから僕の優位な場所で戦いましょう?と誘う作戦も出来るのです。
その局面によって、どちらの作戦が良いかは異なりますが、「相手にも譲って良い」という余裕を持っておけば、自分が使える作戦にも幅が出来てきます。「相手はガンガン攻めてきそうだから、ここは譲って自分の強いところを大事にしよう」とか。
この考え方を上手く活用すれば、自分に不利な戦いが生まれ難くなりますので、戦いに自信がないという方にこそ、意識してほしい考え方なのでした。
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第66期北日本本因坊戦挑戦者決定リーグ
どうも!こんにちは。みやれーです。
2月16日。富山市北日本新聞社にて、北日本本因坊戦挑戦者決定リーグ1局目2局目が行われました。
報告してませんでしたが、今年の北日本本因坊戦に出場しています!
こちらは富山県内で一番歴史のある大会。仕組みもプロ棋戦さながらで、まずリーグ入りをかけた予選を行い、その予選通過者と前期リーグ残留者の8名で挑戦者を決め、前期優勝した「北日本本因坊」のタイトルホルダーと三番勝負を行うという本格ぶり。富山県内でバツグンの人気を誇る大会です。
僕は1月にあった予選を通過して、今回リーグ戦初日を迎えました。
↓北日本新聞記事
https://webun.jp/item/7638333
結果は2連勝!幸先の良いスタートです。
次の3局目、4局目は4月12日に行われます。
僕が大会に出た時は必ず「オンラインサロン」の方で、僕の視点から勉強になったことを共有しています。
来週も大会なのでそちらも共有できるかな?と思ってます。興味のある方はぜひ。
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毎日何かを産み出せる人
どうも!こんにちは。みやれーです。
オンライン囲碁サロンを始めてそろそろ1ヶ月を迎えますが、毎日欠かさず「記事」を更新し続けております。
指導碁やリーグ戦がある中でも「記事」こそがオンライン囲碁サロンのメインの活動だと捉えていますので、一日も休むことを許しておりません。この先も毎日投稿を続けるつもりです。
ただ書くこと自体は問題ないものの、記事の内容に困ることがやっぱりありまして、やっとの思いで捻り出して投稿していた日もありました。
そんなある日、何がきっかけだったか母親と「毎日何かを産み出せる人」について話していまして、母親が
「毎日忙しいという人は何も産み出せない。錯覚だとしても毎日暇だと思わなくちゃ。その余裕がなければ、ふと空を見ることも出来ないし、その空が綺麗だったという話を喋ることも出来ない」
という話を聞きまして、妙に納得したものです。思えば僕は「余裕」なんて全く意識していませんでしたから。
それを聞いたおかげか、少しだけ記事を書くのが楽になりました。内容はぜひオンライン囲碁サロンでご覧ください。
どこにでも話の種は転がっていて、そこから広がる話はいくらでもあるということを学んだエピソードでした。
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【意外と簡単】すぐ出来るようになる形勢判断の方法
どうも!こんにちは。みやれーです。
オンライン囲碁サロンを開設してから10日以上経ちましたが、現在20名のサロンメンバーに入会いただき、四苦八苦しながら運営しております。
よくお問い合わせいただく指導碁プランについてですが、現在はsold outしており、新規入会が出来ない状況です。2月1日を目処に指導碁プランを増やすか、もっと良い方法で指導碁を受けられるように出来ないか考えておりますのて、もうしばらくお待ち下さい。
前回記事
当オンライン囲碁サロンでは指導碁、リーグ戦の他に毎日記事を投稿しているのですが、『記事』と言われてもいまいちピンとこないと思いますので、今回はその記事を一つ無料公開したいと思います。
以下は専門的な内容を書いた1月12日公開の記事です。それではどうぞ!
続きを読むオンライン囲碁サロンを始めました!
どうも!こんにちは。みやれーです。
この度みやれーこと宮岸黎明(本名)は、CAMPFIREさんにてオンライン囲碁サロンを開設したことをご報告いたします!
オンラインサロンというのは月額会費制のweb上コミュニティのことですね。あまり詳しくないよ!という方はぜひ調べてみてください。
この記事では宮岸黎明オンライン囲碁サロンとはどういう所なのか。何が出来るのかを簡単にまとめてご紹介したいと思います。
入会後の特典
・Facebook非公開グループに招待
オンライン囲碁サロンの交流は主にFacebook非公開グループにて行います。アカウントのご用意をお願いします。
・毎日記事を投稿
サロンに入会して頂いた方全員が読める、囲碁について書かれた記事を毎日投稿いたします。
内容は
- 碁のテクニック、技術の解説
- 最新の手法について解説
- プロを目指して修行した宮岸の経験談
- 宮岸がアマ日本一を目指す上で行う勉強法とその成果、感想
等々を予定しています。
・サロンメンバー同士で交流
オンライン囲碁サロンではサロンメンバー(オンラインサロン会員の総称)同士でコミュニケーションを取ることが出来ます。棋力の近い相手を探したり、難しかった局面の画像を添付して意見を求めるのも良いでしょう。僕も積極的に交流させて頂きます。
イメージとしては、ネット上に碁会所が出来たと思って頂いて間違いありません。好きな場所で好きな時間にスマホからログインし、そこに今いるメンバー同士で交流して頂けます。僕は碁会所の席亭ですね。自由に楽しんで頂けたらと思います。
・ネットリーグ戦で真剣勝負
当オンライン囲碁サロンでは毎月、月極ネットリーグ戦を行います。対局は野狐囲碁、またはOGSを利用します。
参加希望の方は、宮岸に参加意思と段級位を自己申告して頂ければ参加出来ます。
※リーグ戦初参加の月は仮段級位とし、その成績を見て、翌月から宮岸が判断した適正段級位でリーグ戦に挑んで頂きます。
全対局一段級位差一子のハンデ戦。持ち時間の規程はなく、両対局者が相談して決めていただきます。同じ対戦相手とは4局まで公式戦扱いとして勝敗を記入します。毎月最多対局者と、勝利数順で数名を表彰致します。(仮段級位者除く)
・対局の流れ
①お好きな時間にFacebookグループ内で対局希望を伝える
②対局希望を見た別のリーグ戦参加者がコメントで対局を申し込む。もしくは、宮岸が別に対局希望を出してる人とマッチングをする。
③マッチングされた二人で対局場、持ち時間を相談し、棋力差によるハンデを確認。
④対局をする。
⑤対局終了後、勝者がFacebookグループ内で相手氏名と結果を報告。それを見た宮岸が対局結果を記録する。
リーグ戦に参加する利点としては、優勝を目指して真剣勝負が出来るということと、サロンメンバー同士なので局後の検討がサロン内で可能。そして本名が開示されているので、AIによるソフト打ちと当たる可能性が無くなる(と思われる)ことが挙げられます。
・宮岸の指導碁を受付
現在オンライン囲碁サロンの料金プランでは、毎月指導碁1局付きプランと、毎月指導碁4局付きプランを用意してあります。対局は野狐囲碁、またはOGSを利用します。局後は解説をメールでお送りします。対局日、時間等はFacebookグループで宮岸と相談して決めましょう。
こちらに関しては後々、好きなタイミングで指導碁が受けれるよう購入型を導入する(出来れば)かもしれません。
入会方法
主なコンテンツは以上になります。入会手順を載せますね。
オンライン囲碁サロン入会手順
1.こちらのサイトで『宮岸黎明オンライン囲碁サロン』の内容、注意事項をお読みください。
宮岸黎明オンライン囲碁サロン - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
サイト下部にある『リターンを選ぶ』の中からご希望のプランを選び「このリターンを選択する」をタップ。
3.メールアドレス、お支払い方法、お届け先情報、プロフィール情報が必要となります。正しく記入し、確認画面へ。お名前はFacebookアカウントと同じ名前でお願いします。
確認が終了すれば、メッセージと非公開FacebookグループのURLが届くので、そちらへ飛んで、グループに参加申請をお願いします。確認が取れ次第ご参加いただけます。
基本月額料金は2000円です。その他詳しい内容はCAMPFIREに掲載されています。
今お届け出来る内容はこんな感じです!
僕が持ってる全てを出し切りながら、どんどん前へ進もうと思います。
よろしくお願いします!!!
お問い合わせ先
reimeimiyagisi@gmail.com
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時代に合わせた指導碁
どうも!こんにちは。みやれーです。
指導碁というのは先生と生徒が直接対局し、局後生徒の良かったところ、悪かったところを先生が伝えて、碁の進め方、考え方を教える方法です。
なので指導碁は、対局するだけでは指導効果が半減されることが多くて、局後の講評までしっかりと行うことで始めて、指導碁の効果を実感出来るようになるのではないかと思います。
これを踏まえると、指導碁には「対局出来る環境」+「コミュニケーションが取れること」が必要になってくる訳ですが、インターネットが普及したことで、ネット碁でもそのハードルをクリアしてることはよく知られていますね。例えば日本囲碁界の第一人者「井山裕太棋聖」が、パソコンを使った師匠とのネット指導碁で強くなったという話はとても有名です。
まあネット指導碁について今更説明することもないと思いますが、今回話したいのは、最近は少し違った形のネット指導碁があるよねという話です。
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