みやれー反省会!アマ名人全国大会2回戦
どうも!こんにちは。みやれーです。
6月30日に行われた朝日アマチュア囲碁名人戦の全国大会に出場していたみやれー。今回はその大会の2回戦の対局を振り返っていきたいと思います。
前回記事
2回戦
1回戦を勝ち、お昼休憩を挟んで迎えた2回戦。余談ながら、この時日本棋院から支給されたお昼の弁当が中々のボリュームで、食べ切った後、お腹が痛くて大変でした(笑)
白番 みやれー。
実戦図1
黒5のカカリには手を抜いて、白6へ先行しました。
白12はAIが打ち出した新しい手。黒13と頭を叩かれて筋は悪いのですが、意外と有力です。白18までの形はすでに白良しとの説もあるくらいです。
実戦図2
黒1〜5と真面目に隅を生きてきました。ならば白6と飛ぶのが石の形で、黒7であれば白8と中央へ出ます。黒も9と押して、中央で小競り合いが始まりました。
実戦図4
黒1のアタリには白2とアテ返し、黒3、白4、黒5とお互いに我が道を行く展開。この辺りは変化が多いので、当時の読み筋を紹介していきます。
実戦図5
白2は黒二子を抜いた厚みを活かす絶好の打ち込み。ここに回って形勢有利を確信していました。しかし、ここから先、形勢有利の碁をどうやって「勝利」まで持っていくのか、その手段に悩まされることになります。
実戦図6
白1の三々から、白17まで勢いよく進みました。黒模様だった左辺を荒らしつつ、下辺にも良い格好で構えれたので、相変わらず白が優勢。ですが、この分かれは勝負を長引かせてしまった感じもあり、後半勝負の様相です。
実戦図8
黒1のカタツキは白模様を消す当然の一手。僕もこれは予想していたはずですが、どうもこの辺りの対応を誤った気がします。
当時の僕は白6、8の手段に魅力を感じていて、そこを打つための作戦を組み立てていましたが、細かいことを気にし過ぎでした。
実戦図9
下辺を荒らされ、中央へ飛び出されている時点で、もう形勢は黒に傾いているかもしれません。ただ僕はまだ形勢を楽観していて、下辺方面の白は薄いが、耐えれば白優勢だろうと思っていました。我ながら酷い楽観です(^_^;)
実戦図11
周りの黒石が岩みたいに硬いので、白1から譲歩することになりました。黒は悠々黒8に回り万全の構え。白が左辺で黒二子を取っている間に、黒は下辺を荒らして右上三々に入って上辺も打ったのですから、これで白が勝てるわけがありません。黒勝勢です。
以下の手順は省略させて頂きます。
黒8目半勝ち。
まとめ
序盤、相手の対応に救われて優勢を築くことが出来たのですが、その後勝勢にまで持ち込む手段が分からず、迷いに迷ってしまい、思考が良くない方向へと進んでしまった感じです。しっかりと勝ちきれない所がまだまだ甘いですね。形勢自体も、実際よりも楽観気味に捉えていましたし、僕の課題が浮き彫りになった一局でした。
今僕に足りないのは、勝負を決めきる力(パワー)だと思います。多少強引だとしても、相手も土俵の外まで突き飛ばせるくらいの力が欲しいです。
あと、プロの先生に「みやれー君の碁は淡白だ」と言われているので、もっと勝利にこだわった方が良いのかもしれません。ただ僕自身はその淡白さが特徴とも思っているので、バランスが難しいですね(^_^;)
今大会結果は残念でしたが、この敗戦はまた次の対局に繋げたいと思います。頑張りますo(`ω´ )o
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