呉清源杯一回戦！上野愛咲美VS余瑾

どうも！こんにちは。みやれーです。

世界での囲碁の盛り上がりが著しい昨今ですが、今年より呉清源杯世界女流囲碁選手権という国際棋戦がスタートしました。

日本棋院サイト
謝、藤沢、上野、牛が出場【第1回呉清源杯世界女流囲碁選手権】 | 棋戦情報 | 囲碁の日本棋院

僕も大好きな昭和を代表する名棋士、呉清源九段の名前が付けられた大会ですし、チラシのデザインからも凄く期待していた大会でした(´∀｀)

かわいい・・・・

上野愛咲美VS余瑾

4月27日は本戦一回戦が行われたので、この記事では日本代表の上野愛咲美二段の対局をお届けします。

相手は26日に行われた欧州北米代表8名による予選を勝ち抜き、本戦出場を果たした余瑾アマ6段(カナダ代表)です。

黒番 上野愛咲美。白番 余瑾。

実戦途中図1

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黒1と下辺に打ち込んだ時、白2は工夫の手ですが、いかがなものでしょう。白4とボウシしても黒5とツケる調子が良く、黒に立派な形での中央進出を許してしまいました。

参考図

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参考図白2とボウシするのがこの形の定形。黒3と渡るくらいでしょうから、白4とケイマしておけばそれほど腹は立ちません。互角の碁でしょう。

実戦途中図2

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黒1のツケに白2と手を抜いたことで、黒3から厳しい攻めを食らってしまいました。白2では3の所へ備える方が普通だったでしょう。黒攻勢です。

実戦途中図3

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白は通常の手をでは間に合わぬ形勢と見て、白1、5等各所で頑張りを見せますが、少し無理気味。黒の応手は的確です。

実戦途中図4

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現在、右下から連なる白一団に生きがありません(一眼しか出来ない)。白に望みがあるとすれば、中央で切り離した黒一団を取ってしまう事のみ。

中々取れる石ではありませんが、白2〜10には迫力がありますね。

終局図

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しかしやはり取れる石ではありませんでした。黒1で難なく生き、自動的に右下の白石も取られなので、投了しました。

黒中押し勝ち。

まとめ

上野愛咲美二段の勝利！明日の二回戦へと駒を進めます！

やや一方的な内容となってしまいましたね(^_^;)
上野二段がプロの貫禄を見せました。

明日の本戦二回戦に進んだ上野二段ですが、僕がこの記事を書いている現在、まだ二回戦の相手が誰か把握出来ていません(-_-;)
わかり次第追記しようと思います^ ^

追記
上野愛咲美二段の二回戦の相手は中国代表、ゼイ廼偉九段です。レジェンド棋士が相手とは、明日は大注目ですね！

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