黄竜士精錬科技杯第2戦!牛栄子VS李赫
どうも!こんにちは。みやれーです。
前回第1戦をお送りした第8回中国姜堰黄竜士精錬科技杯世界女子囲碁団体戦。この記事では第1戦と同じく4月9日に行われた第2戦の模様をお送りします。
前回記事
開幕戦を制し勢いに乗る、我らが日本代表牛栄子二段と、中国代表李赫五段が戦います。
牛栄子VS李赫
黒番 牛栄子。白番 李赫。
実戦途中図2
白は中々重厚な打ち回しを見せ、右上で大きな厚みを得ました。しかし黒の確定地も多く、不満はありません。
参考図
ただ黒の左辺にヒラいた手では、参考図黒1とこちらの頭を出す手も考えられました。ここの白の間を切っておけば、黒3と打って星の石にプレッシャーをかける事が出来そうです。僕なら参考図を選ぶかもしれません。
実戦途中図3
右下でも厚い打ち方を選んだ白。そろそろ地合いも気になってくる頃ですが、上図白1がのびのびとしていて雰囲気が良い手ですね。この碁では三線よりも中央の方が大きいので、この着点も頷けます。
黒も2と捻って対応しますが、白5とオシた感じ白の流れが良さそうです。
実戦途中図4
黒はどんどん地を稼いできましたが、このまま白模様に入らないわけにはいきません。白模様を荒らすべく上図黒1とツケていきましたが、これはやや浅過ぎましたか。白2、4から冷静に対処されて、計算してみると白地が多い。急に白勝勢となりました。
まとめ
第2戦は李赫五段の勝利!第3戦へ駒を進めました。
本局の負けに牛二段は納得いってないかもしれませんね。戦いらしい戦いもしていませんし、気づいたら負けていた感じです。
実際、黒が勝負に持ち込むためには、参考図に書いた突入を敢行するか、もっと早い段階、黒が左辺を囲う前とかに白模様を消しに行くべきだったかもしれません。実戦は上手く打ち切られてしまいました。
これで中国チームが1勝。李赫五段は次に韓国代表、金美里三段と対局します。
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