棋譜並べってめちゃめちゃ楽しくない?
どうも!こんにちは。みやれーです。
囲碁の勉強と言ったら何を思い浮かべますか?対局、ネット対局、詰碁、棋書を読むなど、人それぞれ好き好きな勉強をしてると思いますが、僕はもっぱら棋譜並べが好きです。
棋譜並べ狂だった頃は一日中並べていました。ネット碁?詰碁?実際の碁盤を使わずして何が勉強か!みたいな感じで。まあ元々詰碁が苦手だったのもありますが、今でも棋譜並べが一番好きです。
最近ハマっているのは本因坊秀和、秀策あたりの年代の棋譜。江戸時代後期ですから、所謂古碁ってやつですね。現代の派手な碁も良いのですけど、古碁独特のゆったりとした碁には心惹かれるものがあります。うわー!うわー!接近戦だーってなるより、ゆっくりじっくり味わう方が好きみたいです。
最初は苦手だった棋譜並べ
そんな僕ですけど、実は棋譜並べが苦手だった時期があるんですよ。師匠に「棋譜並べしてみたら?」と言われながらも、なんとなく苦手だった時期が。僕が本格的に勉強を始める前の話ですね。
苦手だった要因はいくつかありますが、まず第一によくわからない事が大きかったです。並べるのはプロの棋譜ですし、意味がわからない手が多いじゃないですか。譜面の数字を追って一生懸命並べても、「あれ?これって腕の筋トレですか?」ってなるんです。
そして第二に、途中まで手順が同じ棋譜に出会うとつまらなくなる事がありました。僕の体験を話しますと、師匠は好意から中国棋士の棋譜集をオススメしてくれたのですね。今の自分ならレベルの高い中国棋士の棋譜を並べる事は理解出来るのですけど、当時の僕からするとどのページをめくっても中国流しか出てこない!ってなるのはキツかったです(笑)
ほら、中国って集団研究が主流じゃないですか。だからほとんど全ての棋士が全く同じ布石を採用するんですよ。頭おかしいでしょ
棋譜並べの楽しさに気づいた!
という理由があって棋譜並べに苦手意識を持っていたのですが、ある棋譜と出会ったのを境に、棋譜並べの楽しさに目覚めたのです。
何度かこのブログでも登場している棋譜ですが、それがこちら。
黒5に度肝ぬかれません?黒の鈴木さんは超中央思考の碁なのですが、この黒5は当時の僕にあった固定観念を見事にブチ壊してしまいました。
総譜を紹介しているので良ければそちらもご覧下さい。
ちなみにこの棋譜と巡り合わせてくれた一冊がこちらです。
依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集 (マイコミ囲碁ブックス)
- 作者: 依田紀基
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
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この棋譜と出会ってからというものの、他にも面白い棋譜がないか自分で探すようになり、うわーこんな面白い碁があったのか!とか、こんな変わった碁を打つ棋士がいたのか!とか。いつの間にか棋譜並べが好きになったのです。
棋譜並べが苦手な人へ
棋譜並べが苦手っていう人が結構いる要因は、昔の僕と同様よくわからないことにあると思います。強い人が言うところの「工夫」だとか、最初はよくわからないじゃないですか。
だから僕は棋譜並べに抵抗がある人には、上記の棋譜のような、見た目から思わず「ええーっ!」となる棋譜を並べてみることをオススメします。
これとか
これとかどうでしょう?
このブログでは感動の一局というカテゴリーで僕の並べた棋譜を紹介しているので、良ければそちらもどうぞ^ ^
少しでも棋譜並べを楽しいと思ってくれる人が増えたら良いな^ ^
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