囲碁は好きですか?

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囲碁ウォーズ対戦記12 騙しましたごめんなさい

どうも!こんにちは。みやれーです。



春ですね〜(*´∇`*)

みやれーは昨日桜を見ました。満開には程遠いですが、早起きなお花達が隣の蕾へ「春が来たよ」と知らせて回っているみたいです。



今日の囲碁ウォーズ対戦記は囲碁AI「棋神」との対局です。

棋神との対戦成績は3勝8敗と大きく負け越していますが、何とか巻き返しを図りたいところです。


前回記事

みやれーVS棋神

黒番 みやれー。白番 棋神。

実戦図1


棋譜再生

僕の黒番。白6のハサミに黒7と外したのは工夫した手です。左下でごちゃごちゃ戦うのも当然あるのですが、この碁では黒9に先着して足早戦法で行きました。

この展開を研究していた訳ではないのですが、何となく打ちました。序盤は気分で打つタイプです。

実戦図2


棋譜再生

実戦は白が2と外をオサエたので、隅で生きに行くことになります。

上図黒5は手筋で定石です。これで隅を生かせてもらって、その後どうしようかな?なんて考えていたら白8を予想していなくて驚きました。シチョウは黒が良い(後々出てきます)ので、白8は成立しないものだと読みから外していたのです。

この後どうなるのでしょう?

実戦図3


棋譜再生

シチョウとは、黒7から白三子を追いかけた時のシチョウですね。これが黒良いので、黒11のマゲで白悪いというのが通説です。

ただおそらく棋神は、右辺を黒にプレゼントしても打てるとの主張なのでしょうね。黒17まで白数子を取り込んで中々ですが、それに負けないくらい中央が厚いよと言っています。

実戦図4


棋譜再生

上図黒5は簡単なミス。当然一子アタリの所を抜くべきで、白6が先手になって厚みが増しました。

厚みを得たからには、それを使う場所が必要な訳ですが、この碁では白12が厚みを生かす絶好の打ち込みです。

実戦図5


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白1が厳しい打ち込み。黒はこの間を切られてはいけないので黒2、4と「ごめんなさい繋がらせてください」するしかありませんが、白が5まで地を稼いだのに対し、黒は地が増えていないのが辛い所。形勢は白に傾いたでしょう。

黒6はちょっとした頑張り。普通に7へ打って繋がるようでは負けと見て頑張りました。

しかし当然白13の切りへの対処が必要です。

実戦図6


棋譜再生

一応黒6を用意していました。黒10で白二子を取り込み、繋がっています。

しかしこれでも普通にヨセていては黒が負けそうです。なんとか紛れを求めるべく、黒12と勝負手を放ちました。

実戦図7


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黒1の狙いは、黒3、5と左下隅を荒らしてしまおうとの意図。黒7と打てて、一筋縄では取られない格好です。

詰碁好きの方なら基本死活で見た事があるかもしれませんね。左下隅の黒はコウになる形です。しかし周りの白がとても厚いので、基本通りになるかどうか・・・・。

実戦図8


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実戦白は2と攻めてきました。コウではなく無条件で取りに来た一手でしたが、続く白4が悪かった。実戦黒9まで、なんと黒が生きてしまったのです。

参考図


棋譜再生

正しくは参考図白4と一線をハネるのが正解です。途中黒9に白10と外を受けておくのが大事な手で、この黒は死んでいました。


当然死んでは黒負けでしたが、逆に生きては黒勝ちです。相手のミスに救われました。

実戦図9


棋譜再生

実は実戦で打たれた白2の切りを僕は読めていなくて、白8の捨て石から白10が好手で中央が白地になってしまいました。

しかしそれより左下で得た得が大きかったので、勝敗に影響はありません。本当に運が良かったです。

実戦図10


棋譜再生

黒29まで。

黒中押し勝ち。

まとめ

どうも。AIを騙して勝った運だけマンですm(_ _)mごめんなさい


正しく打たれていたら負けていただけにスッキリしませんが、僕は相手のミス無しでも勝てるほど強くないので、幸運は素直に受け取っておくことにします(。・ω・。)


これで対棋神戦は4勝8敗。所謂ダブルスコアって奴ですね・・・・(-_-;)

ランキング1位も目指していますし、これからも囲碁ウォーズ頑張っていきます!




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