どうも!こんにちは。みやれーです。
ワールド碁女流最強戦にて日本勢唯一ベスト4に進んでいる藤沢里菜三段。最終日である今日は三位決定戦に回って韓国代表崔精九段と対局します。
隣では決勝戦も行われていますが、やはり日本人としては注目するのはこちらでしょう。若き日本のエースを応援です!
本局の中で僕が気になった場面をいくつか紹介します。
黒番 藤沢里菜。白番 崔精。
実戦途中図1
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序盤早々、黒の大ゲイマジマリに白1とツケました。近年の新手法ですね。以下白21までは定石みたいなものなので、記憶の片隅に置いておいて損はないです。
実戦途中図2
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上図白2と迫った時に黒3と打ったのは変わった手でしたね。
参考図
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普通は黒3の詰め、白4の飛びと代わってから黒5と打つ感じですが、実戦との善悪はよくわかりません。藤沢さんの趣向だと思います。
実戦途中図3
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右上隅でツケオサエ定石が進行中。黒1は堅い手だなという印象ですが、黒5は微妙だったのではないでしょうか?
逆に言えば白10、12が機敏で、中央に出来た黒5、7の厚みを使う場所が難しい。地合いで白がリードしました。
実戦途中図4
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白優勢の中のヨセ。上図白1は上手い捨て石の筋でした。
実戦途中図5
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後は中央のヨセがどうなるかですが、白は無難に乗り切りました。
終局図
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白1を見て黒の投了です。
白中押し勝ち。
まとめ
日本の期待を一身に背負って戦っていた藤沢里菜三段でしたが、崔精九段の壁に阻まれ四位という結果に終わりました。藤沢三段の得意とする戦いの碁にならなかったのは残念でしたね。
お疲れ様でした。
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