新人王戦本戦1回戦 藤沢里菜三段VS関航太郎初段
どうも!こんにちは。みやれーです。
2月22日に「幽玄の間」で中継されていた対局の結果をまとめます。
今日は特に新人王戦の中継が熱かったです。
新人王戦本戦1回戦
黒番 藤沢里菜三段。白番 関航太郎初段
実戦途中図1
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布石は白番の関初段が上手く立ち回り、リードを奪っていると思われます。
特に上辺に出来た白模様が大きそうに見えますが、ここで藤沢三段の打った黒1が強烈な踏み込み。藤沢三段らしい力強い一手だと思いました。
実戦途中図2
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少し進んで、黒は上辺の白模様を突破する事に成功しました。
原型を考えると、白地がだいぶ減ったようにも見えますが、関初段は冷静でした。
白1、3とじっくり左辺の攻めに回って、どうも白が形勢悪くないようです。中央の白が厚くなったのが、意外と大きなプラスでした。
しかし黒の藤沢三段も黒8と、際どいタイミングで手を抜きます。勝負手ですね。
普通に打っていては負けと見て、左辺はシノギ勝負に出ました。
終局図
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終局図です。
結果的に左辺の黒は生きることが出来ず、白1を見て藤沢三段の投了となりました。
本局は終始白の関初段が上手く打ち進めていましたが、黒の藤沢三段も際どいねばりを見せたことで、難しい局面の続く熱戦でした。
とても面白い碁で、見てて楽しかったです^ ^