2月5日 手合いの結果まとめ 井山さんLG杯決勝初戦! 賀歳杯第1局
こんにちは。みやれーです。
今日は待ちに待ったLG杯初戦!井山さんの大一番の日です!
結果はもう知っているかもしれませんが、今日あった他の手合いも一緒にまとめていきます。
LG杯決勝三番勝負第1局
井山裕太九段が13年ぶりの世界戦日本勢優勝を目指す今大会。相手は中国の若手、19歳の謝爾豪(しゃじごう)五段。
握って井山九段の先番。おそらく序盤、中盤にかけては井山九段がペースを握っていて、有利に展開していたと思われます。
しかし中々勝負を決定させる決め手を与えず粘る謝五段。そして最後の最後といった場面で、謝五段の強手が炸裂。井山九段が無念の投了となりました。
第22回LG杯朝鮮日報棋王戦(主催:朝鮮日報社/協賛:LG)決勝三番勝負第1局、井山裕太九段-謝爾豪五段(中国)戦は180手まで謝五段白番中押し勝ちでした。井山九段はタイトル獲得には2連勝が必須となりました。『#幽玄の間』では蘇耀国九段の解説で棋譜ライブ中継しました。#囲碁 #日本棋院 pic.twitter.com/SaMNsnEloT
— 幽玄の間(日本棋院囲碁ネット対局) (@UgenNihonkiin) 2018年2月5日
良い内容だっただけに残念!
しかし逆に言えば、井山九段が謝五段を土俵際すれすれまで追い詰めていたのは確かです。最後のほんのちょっとの勝負強さ、勢いさへ負けなければ、後2局を連勝を期待させる内容だったと思います。
こんな時こそ本気で応援するしかありません。
井山さん頑張って〜!!!
賀歳杯第1局
賀歳杯とは、日中韓の三ヶ国から代表者1名を選び、その三人で変速トーナメントのもと、世界一を決めるという大会です。
代表者は以下の通り
日本 一力遼八段。
中国 柯潔九段。
韓国 朴廷桓九段。
これぞ代表という、文句の付けようのないベストメンバーです。
変速トーナメントについて説明しますと、まず三人の内二人で対局します。そこで勝った方は決勝進出。負けた方は対局をしていない、もう一人の人との対局に移ります。またそこで勝った方が決勝進出。ここで負ければもう敗退です。
そうやって決められた二人で決勝を戦い、勝った方が優勝、世界一の栄冠を手にします。
賀歳杯の紹介も終えたところで、今日の結果。
第1局は一力八段と朴廷桓九段の対戦となり、結果は以下の通り。
朴廷桓九段の白中押し勝ち。一力八段残念でした。次の柯潔九段戦に期待しましょう!
ワールド碁チャンピオンシップ日本代表決定戦
この棋戦、去年は各国の代表一名+DeepZenGoが出場したことで話題になりましたが、今年は6名によるトーナメント戦になっているようです。おそらく日中韓代表2名ずつでしょうね。
今日はそれの日本代表決定戦の一回戦。組み合わせはこんな感じ。
もう一本の山はすでに一力八段が勝ち上がっていて、今日は山下九段と本木八段戦。
左側が勝者
山下敬吾九段 黒中押し勝ち 本木克弥八段
日本代表決定戦の決勝は山下九段と一力八段の組み合わせになりました。