今日の手合いの結果まとめ 女流棋聖戦 グロービス杯日本代表決定戦
こんにちは。みやれーです。
女流棋聖戦の歴史に新ページ
1月29日の今日、東京の竜星スタジオでドコモ杯女流棋聖戦挑戦手合三番勝負第二局が行われ、六連覇を目指す謝依旻女流棋聖に挑戦者の上野愛咲美二段が黒番中押し勝ち。これで対戦成績を二勝とし、上野挑戦者が女流棋聖を奪取しました。
謝依旻女流棋聖に上野愛咲美二段が挑戦する第21期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負第2局(協賛:NTTドコモ)は、上野が253手まで黒番中押し勝ちをおさめタイトルを奪取いたしました!
— 幽玄の間(日本棋院囲碁ネット対局) (@UgenNihonkiin) 2018年1月29日
『#幽玄の間』では青木紳一九段の解説で棋譜ライブ中継を実施しました。#囲碁 #日本棋院 pic.twitter.com/81jOF0QgNg
上野新女流棋聖はまだ16歳だそうです。女流棋聖戦においては史上最年少記録(女流会津杯では藤沢里菜さんが15歳9ヶ月で優勝)。入段からタイトル獲得までの速さは1年9ヶ月で史上二位(女流鶴聖戦で宮崎志摩子さんが1年4ヶ月で獲得)の記録だそうです。
まだ若い新女王の誕生。謝さんと藤沢さんの二強時代の女流囲碁界に風穴をあける棋士となるでしょうか。今回の記録ももちろん素晴らしいですが、これからどのような棋士に成長するのか楽しみですね。
グロービス杯日本代表決定予選
グロービス杯とは20歳以下の世界一を決める若手世界棋戦です。
日本代表枠は6つのグループに分けてトーナメント戦をし、6名の代表を決めます。今日はその内4名の棋士が代表枠を勝ち取りましたので、そのトーナメント戦の結果を書き出します。
トーナメント一回戦 左側が勝者
グループ1
姚 智騰四段 白3目半勝ち 大竹 優二段
西 健伸二段 黒時間切れ勝ち 広瀬 優一二段
グループ2
六浦 雄太七段 黒中押し勝ち 稲葉かりん初段
小池 芳弘二段 白半目勝ち 大川 拓也初段
グループ3
藤沢 里菜三段 黒中押し勝ち 西岡 正織初段
伊 了初段 白中押し勝ち 坂井 嵩司初段
グループ4
張 瑞傑二段 白10目半勝ち 原 正和二段
大西 竜平三段 不明 牛 栄子二段
大西、牛戦が結果わかりませんでした。対局無かったのかな?とりあえず決勝には大西三段が勝ち上がっています。
予選決勝 左側が勝者
グループ1
姚 智騰四段 黒中押し勝ち 西 健伸二段
グループ2
六浦 雄太七段 白中押し勝ち 小池 芳弘二段
グループ3
藤沢 里菜三段 黒5目半勝ち 伊 了初段
グループ4
大西 竜平三段 黒中押し勝ち 張 瑞傑二段
という結果になりました。
目を引くのは女流の藤沢さん。女流で日本代表になったのは藤沢さんが初めてだとか。
以上今日の対局まとめでした。
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