日本最高峰の戦い 第42期棋聖戦 開幕!
こんにちは。みやれーです。
1月18、19日の両日、第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負が開幕しました。
昨年末の王座戦、天元戦に続き、三つ連続同一カードとなる、井山裕太七冠VS一力遼八段戦です。事実上現在の日本一位と日本二位の対決と言えるでしょうか。
今回はネット中継されていた棋聖戦第一局から、僕が気になった所を一部紹介します。総譜が見たい方は「幽玄の間」などで棋譜を見るか、読売新聞の囲碁欄か読売新聞棋聖戦特設ページでご覧ください。
黒番 一力遼。白番 井山裕太。
実戦途中1
棋譜再生
上辺でコウが始まり、黒はコウダテで右辺の白一団を攻めに行きました。黒13、白20ともに妙手だったようで、流石にギリギリの線を戦っています。このあたり、詳しくことは新聞等の解説を見てください(笑)
実戦途中2
棋譜再生
最初見た時は、結構白一団は生きも危ういのかと思いましたが、一応手にはなるようです。
しかし白24は中々の迫力かと思いました。白は頑張りを要する形勢ではありますが、一種の嗅覚でしょうか。ここが頑張り所だと悟ったようです。
とはいえ、黒25で右辺はコウ。白は負ける訳にはいかないコウです。なので、黒はコウダテでの二手連打が約束されたのですが、黒33、35と打ちました。これで確かに、中央の白が心許ないですね。
おそらくこの時点では形勢黒良しでしょう。
この後井山さんがもの凄い粘りを見せて、大激戦となりました。結果は知ってるかもしれませんが、一応伏せときます。総譜を調べてご覧になってみてください。
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