天空杯結果 失敗した日で終わらせたくなかった
天空杯の棋譜は明日載せます。ご了承ください。
こんにちは。みやれーです。
天空杯の会場
楽しみにしていた天空杯の結果ですが、なんと一回戦で負けてしまいました。
正直死ぬほど悔しかった。何より中盤以降酷い手を連発した自分に腹が立った。もう何もかも投げ出したいくらいに落ち込みました。
とにかく対局が終わった後は友達に検討に付き合ってもらって、あらかた敗因を洗ったのですが、午後からの予定がすっぽり空いてしまいました。なので、前々からやってみたかった事をやる事にしました。
人生で始めて3時間歩いた
今年に入ってから初詣に行ってなかったので、電車で奈良県まで行って春日大社でお参りをしてきました。
中吉でした。
その後、まだどうしても胸のもやもやが晴れなかったので、春日大社から、泊めてもらっている祖父母の家まで3時間かけて歩いて帰りました。
まあ、その道中一度も写真を撮らなかったので、嘘だと言われたら反論出来る証拠がないのですけど、信じてくれる人だけ信じてくれればいいです。
とにかく3時間ただひたすらに歩いたのは人生で始めてでした。それくらい余裕かと思ったのですけど、これまで特別運動をしてきた人生でもないので、中々こたえました。今祖父母の家でこのブログを書いていますが、もう倒れて寝たいくらいです。
自分はどこへ向かっているんだろう？
案外歩いてる途中って余裕がなくなるもので、限界に近づいていくにつれ、建前とか、見栄とかが削ぎ落とされていく感覚になりました。
多少雨も降っていたので、傘を差したり、フードを被ったりして歩いていたのですが、だんだん汗をかいて乱れまくった髪が気にならなくなったりとか、フード被って完全に不審者なのも気にならなくなっていきました。人がどう見られるとかがどうでもよくなったのでしょうね。僕の歩いた道はどうも人は滅多に歩かない道のようで、すれ違う人がいなかった。車は多かったけど。
だから人の目がどうでもよくなったのもあるでしょうけど、同じくらい、孤独みたいなのも感じるようで、頭の中でずっと「ひとーりぼっちの夜ー」って歌詞がリピート再生されていました。これなんの曲だったっけ？
半分を過ぎたあたりで、急に僕はどこへ向かっているんだろうという思いが湧いてきました。いや、もちろん祖父母の家なんですけど、僕は囲碁のプロを目指す身でありながら今日、囲碁で負けて死にたいくらい落ち込んだ事もあれば、これを最後まで歩き切ってやる！と強い意志をメラメラと燃やしている時もあって、意味わかんないなーと冷静になったのでしょう。僕は何がしたいのかわからない。けどやりたい事をやったのは本心だと思うので、間違いではないと思うのですけどね。僕の浅い人生では答えが出せません。
失敗した日で終わらせたくない
歩いてる間、時間はたくさんあったのでいろいろな事を考えましたが、ずっと心に留まっていたのは、失敗した日で終わらせたくない。何かを成し遂げる事で、今日を成功した日に上書きしたい。との思いでした。これは僕の本心なのか、電車で10分の距離を3時間かけて歩いている自分を正当化したいだけなのかは、よくわかりませんが、今思えば案外良い言葉ですね。この思いに至っただけでも、歩いた価値はあったでしょうか。
もう足もガクガクで眠いので、寝ますね。おやすみなさい。
追伸
帰ってから食べるおにぎりがめちゃめちゃ美味い
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