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Master対AlphaGoZeroの棋譜4

こんにちは。みやれーです。


本局の布石は両者の二局目と同じです。人によってはつまらないと言われても仕方ないですが、同じ布石だからこそ、どの手を良い手だと見ていて、どの手を変えたのかを見れるので、面白いです。


黒番Master。白番AlphaGoZero。

実戦図1

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白16までは二局目と同じ布石。本局は黒17と三々に入りました。
面白いなと思ったのが白24の位置。これは二局目の白18と同じ位置であり、不思議な位置と言った手です。本局でもここへ打ったのを見ると、やはり左辺との兼ね合いでこの位置が良いとZeroは判断しているのでしょう。

実戦図2

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空中戦が続いています。こういうふんわりとした手は感覚的なもので、理解するのが難しい。それに良い手なのかどうかの判断も難しいので、理解しようとするより、鑑賞するくらいの気持ちで見た方が良いかもしれません。
黒13は一つの急所。ここに入られると中々取れません。なので、白も18から力を出してきました。戦いが始まりそうです。

実戦図3

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上図黒1は手筋。白は中央に断点があるので、反発出来ないのです。
とにかく左辺黒のシノギが焦点ですが、結果的にはコウになりました。難しいですが、無条件活きはなさそうです。

実戦図4

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黒は上図白8のコウダテには受けず、左下隅を捨てるフリカワリを選びました。一段落ですね。
形勢ですが、多少白良いのではと思います。というのも、実はこの戦いでは地の損得が無かったのですけど、上辺黒の構えが少し薄くなっているのですね。黒はその薄みをカバーするために頑張りを要する局面かですので、多少白が良いと思うのです。

実戦図5

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上図白6と打ち込んできました。見た目は黒が怖い局面です。
黒7からは定石化された手順。周りに石が接近しているので、変化の可能性もありましたが、普通に進みました。
白16は右上のシチョウアタリも兼ねているので、黒17の反発は仕方ない所かもしれません。
黒29まで、一種のフリカワリですね。上辺の黒模様は、黒11の左へハサミツケる手が残っているので、差ほど大きくはありません。

実戦図6

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だいぶ局面が煮詰まってきました。油断してはいけないのが左上全体の白の眼です。それだけ気を付ければ後は大ヨセです。

実戦図7

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Zeroってしっかりやればヨセが上手いのですよね。上図白28を打ってから白30は面白い手順です。

実戦図8

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形勢ははっきり白が良いようです。大体盤面で良い勝負くらいでしょうか。コミが出ません。

実戦図9

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最終手まで載せました。(白66まで)

白中押し勝ち。

最後黒13が手筋でコウとなり、フリカワリが起きましたが、勝敗に関係はありません。


この碁はやはり、左辺で起きた戦いで白がリードを取り、そのまま逃げ切ったのでしょう。黒模様だったはずの上辺で、黒が苦しい戦いを強いられたのが辛かったです。




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