囲碁は好きですか?

あなたに囲碁を好きになってもらうために、囲碁の面白さを伝えていくブログです。

大ゲイマジマリの攻防

こんにちは。みやれーです。


前回の続きで、白の四間高ビラキの図を研究していきます。

テーマ図

棋譜再生

前回は白8のヒラキに対し、打ち込んでいく図の研究をしましたが、今回は打ち込まず、黒9と詰める手を研究します。
現在では、打ち込みよりもむしろ上図黒9の方が主流となっています。

研究図1

棋譜再生

上図黒1に対し、一番普通なのは白2でしょうか。
これで悪いとは言えませんが、黒5のカケが大ゲイマジマリと呼応して中々の好点。やや黒が打ちやすいでしょうか。

研究図2

棋譜再生

前図のカケを嫌って、白2とツケるのがMasterの打った手法であり、現在でも定形の筋。一昔前では考えられない手法ですね。現代流と言えます。
白の狙いとしては、黒7までとなったとき、白8と頭を止めるのが狙い。以下白14まで進んだとすると、白も立派な形を得る事が出来たので、白に不満はありません。

研究図3

棋譜再生

ならば黒13と切ってみるのはどうでしょう。白20までほぼ一本道として、以降戦いとなるでしょうが、白が互角以上に戦えそうです。

研究図4

棋譜再生

では上図黒13の切りはどうか。
黒21まで進むと白五子が取られますが、この図ならばむしろ白が良いでしょう。

研究図4の補足

棋譜再生

研究図4を『手割り』という方法を使って形勢判断してみます。
『手割り』とは、実戦とは手順を変えて、実戦と同じ形になった場合、おかしい手を打ってないかを検証する方法です。
上図がそれ。黒1~白12までと、研究図4の黒1~白22は同様と考えます。
これと比べてみた場合、もちろん白五子が取られた事はマイナスですが、黒の打った手が白を厚くする損な手ばかりなのがよくわかります。
なので、全体的に見て白良しなのです。

研究図5

棋譜再生

白2とツケた時、上図黒3と反発するのがよく見る打ち方。やはり前図までのように、頭を止められるのは痛いとの判断です。
仮に黒7までならキカシと満足して、白8ぐらいでしょうか。研究図1の黒カケの価値を小さく出来ました。
形勢は互角でしょう。

研究図6

棋譜再生

黒は7と反発することも出来ます。
以下白10までが相場。個人的には白が立派だと思いますが、前は黒で打つ人もよく見掛けました。

研究図7

棋譜再生

上図黒3の引きもあります。これならば白4と戻るくらい。
後々黒7のカケには白8の味があるのが自慢。形勢は互角でしょう。



大体こんな所でしょうか。
まだまだ広い局面ですので、探せば無限に図が出て来るでしょうが、今わかっているのはこんな所。

研究してみてわかったことは、テーマ図白8の四間高ビラキは中々有力なようで、はっきり白悪い図が見えませんでした。

長い歴史を積み上げてきている囲碁ですが、今だ新しい打ち方で有力なものが見つかるって凄いですよね。
本当に囲碁は広いです。




この記事がいいと思ったら応援をよろしくお願いします。


囲碁ランキングへ

Twitterもやってます。

みやれー (@miyare15suki) | Twitter