囲碁は好きですか?

あなたに囲碁を好きになってもらうために、囲碁の面白さを伝えていくブログです。

AlphaGo対AlphaZeroの棋譜5

こんにちは。みやれーです。


本局でも前回同様に二線打ちを試すZeroですが、今回はとてもわかりやすく(僕には)優勢を築き勝利します。

その原因として、最近流行りの二間ジマリの弱点を突かれた事に起因するのですが、この碁を見ると、二間ジマリは模様の碁では悪手になるのではないかと感じられます。

二間ジマリは流行りであって、将来的に減っていくのでしょうね。


黒番AlphaGo。白番AlphaZero。

実戦図1

棋譜再生

白10は前回同様驚愕の二線打ちです。これで白が良い判断しているのでしょうか。
黒13と二間にシマリましたが、シンプルに白14~24で意外と対応が難しい。

実戦図2

棋譜再生

上図白10、12がシチョウ有利を見越した仕掛け。これが中々強烈で、実戦図2の展開は白が上手くやりました。

参考図1

棋譜再生

実戦図2の黒15でこう打っても、白が隅も辺も生きて黒地が無くなります。
実戦図2は黒が一番地の多い展開を選んでます。

実戦図3

棋譜再生

上図黒1に対しても白2とコスミツケ。ただこの配置だと右辺の価値が少なく、白に模様の出来る配石でもなく、隅の根拠と地が大事なので、頷けるコスミツケです。
ただ、Zeroは常に白4と一間に受けてますね。小ゲイマだとぬるいとの判断でしょうか。

実戦図4

棋譜再生

上図黒5、7と気持ちの良い叩きですが、白4、8も厚い。
白24と中央を消す手順になって、白リードでしょう。

実戦図5

棋譜再生

問題は右辺から中央にかけてのヨセになりました。
もしこのあたり一体が互いに0目(地が同数くらい)だと、白が勝ちですので、黒は踏ん張り所。

実戦図6

棋譜再生

上図で黒は下辺の地を増やす選択をしましたが、白18が厳しい手。切れる所がいくつもあって、全部助けるのは無理そう。
結局黒四子が取られ、中央のヨセで黒の得は無く、白勝勢と言っていいでしょう。

実戦図7

棋譜再生

最終手まで載せました。(白44まで)

白中押し勝ち。


この碁は序盤、黒の二間ジマリへの対応が良く、早くも白が打ちやすくなっていました。
右上三々入りと二間ジマリへの詰めのセットがバランス良く、黒の打つ手が難しい。
つまりは、実戦図2の黒1のようにハサんでも、右上の模様が三々に入られてるせいで小さくなっているのです。


今回は二間ジマリの弱点をハッキリと見せてもらえた碁でした。




この記事がいいと思ったら応援をよろしくお願いします。


囲碁ランキングへ