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AlphaGo対AlphaZeroの棋譜4

こんにちは。みやれーです。


囲碁の基本的な考え方として、石は広い所へ打つものと教わってきました。

それは「幅」が広かったり、「高さ」が広かったり。
なので、逆に狭い所へ打つのは悪い手とされてきました。

例えば二線のハイは出来るだけ打たない方が良いとされ、特に序盤での二線打ちはハッキリ悪手と、異論を唱えるものはいませんでした。

しかしAlphaGoはその常識に一石を投じました。

二線に打つ考え方もある。
本当に囲碁は自由なんだと、改めて気付かされます。


黒番AlphaGo。白番AlphaZero。

実戦図1

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またしても似た布石で始まりましたが、今度は白が対応を変えました。
しかしそれが白10とは。
序盤からここへ打つのは、人間ならまず思い付きません。一昔前なら師匠に破門されるレベルの手。
また白14からとことん低く打ってます。これで白良しと言われたら、もうお手上げです。(笑)

実戦図2

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上図黒1と白石を圧迫しながら模様を広げて、黒のムードが良く見えます。
ですがいきなり白16の突入。こういう力技が得意なのでしょうか。

実戦図3

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上図白2~12まで。簡単におさまり形です。
黒25からの追及にも難無く生き。こんな上手く打てるものでしょうか。
左辺の黒模様は幅もあって高さもあって相当広かったのですが、AlphaZeroはまるで「広いから楽に生きられる」と言っているようです。
このあたりが序盤の狭い所へ打つ手法と関係があるのでしょうね。
相手にあえて広く構えさせる事で、中で生きるのが楽になる。
広過ぎず狭過ぎず構えられるより、めちゃめちゃ広く構えられる方が良いという事ですか。

実戦図4

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中央の黒地がどんどん大きくなってきました。
白の立場からすれば、どの程度まで踏み込むべきか、形勢判断力が問われる場面です。

実戦図5

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上図白2は一番手堅い。
大差ではないですが、白に残るようですね。
後はヨセです。

実戦図6

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上図のヨセは所々おかしなヨセがありますが、まあいいです。
もうほとんど終わりですが、最後にコウがあります。

実戦図7

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最終手まで載せました。(白68まで)

白半目勝ち。


以外と細かいです。白の緩みもあって、最後のコウを勝たないと負けの碁でした。コウダテも読み切りの半目だったとは思いますが。

この碁は序盤が面白い工夫でした。
ここまで極端に低く構える碁は珍しいでしょう。

しかしそれでも一局。碁盤の上は自由な世界が広がっているのですね。




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