AlphaGo対AlphaZeroの棋譜2
こんにちは。みやれーです。
野狐に保存されている棋譜の量が、昨日の夜にドッと増えて、AlphaGoと打った碁が20局、Masterと打った碁が20局、あと自己対戦の碁が11局になりました。
合計51局。毎日ブログに上げたとしても、一ヶ月以上かかりますね。(ご褒美か悪夢か・・・)
地道に上げていきますか。
黒番AlphaGo。白番AlphaZero。
実戦図1
棋譜再生
白10までは1局目と同じですが、黒がハサミ方を変えました。
白12、14は斬新な構想。早くも見たことのない形になりました。
実戦図2
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上図黒1は左下隅へ打つ方が普通だと思いますが、黒は左下隅はあげるつもりのようです。見た目は大きそうですが、気前の良い打ち方です。
黒3は独特。三々に入るのは1局目のように対象されて嫌ということでしょうか。
黒5~白16は1局目と似た形ですね。お互いに自信があって打っているのかもしれません。
実戦図3
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上図白2から左辺に地を持って渡れたのは上手い。
地合いは白がいいので、黒は右上隅の白石を攻めてポイントを取らねばいけない状況。
なので黒11と厳しく目を取った所で、白12とは面白い着想。良い悪いはわかりませんが、相当ヨミが入ってないと怖い手ですね。
このあたりの攻防は、お互い筋が良さそうな手を打ってます。としかコメント出来ません(笑)。
実戦図4
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上図黒1で石は切れました、が、黒3からの一連の手はどういう事でしょう?僕にはただ取られただけに見えるのですが。
ただのミスか、意味があったのか。一応左上隅と右辺のフリカワリみたいになりましたが、白が優勢でしょう。
右上から連なる白の大石は、中央に二眼持つ手と右上に眼を作る手が見合いで生きています。
実戦図5
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上図白12で左下を取り切り、後はヨセですね。
淡々とヨセていて白が良いです。
実戦図6
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最終手まで載せました。(白96まで)
白中押し勝ち。
この碁の疑問は、何故黒が右辺を捨てたのかです。もうすでに形勢が悪いとみて、わかりにくい展開を望んだ結果なのでしょうか。
だとすると、右上隅あたりの白の打ち方が上手かったということで、実戦図3の白12は良い手だったのかもしれません。
中々思いつかない発想かと思いますが、それで良い手を打ってくるとなると、相当レベルが高いですね。
人工知能は一体どこまで強くなるのでしょう?
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