囲碁は好きですか?

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囲碁を始めたきっかけ

こんにちは。みやれーです。


客観的に見て、マイナーゲームである事を認めざるを得ない囲碁

文化としての認知度は高くとも、まだまだ遊んでいる人の数は少ないと思います。

その原因として上げられるのは、囲碁をやりたいと思えるきっかけが少ない事でしょう。

囲碁を知らない人から見ると、目を見張るスーパープレイやド派手なプレイはありませんし、ルールがわからないと、何をしているのかもイマイチわからないものです。

だからこそ、囲碁普及のためには、囲碁よりも囲碁棋士に注目してもらえるように働きかけなくてはいけないと思っているのですが、それはまた別の話。


今回は僕が囲碁を始めたきっかけを話そうかと思います。

僕の場合、囲碁に出会えたのは運が良かっただけで、普及活動の参考になるような経験はしてないのですけど、結構面白い出会い方をしているので、良ければ聞いてください。


僕が囲碁を知ったのは、3歳~4歳頃の事です。

当時の僕はビデオを見終わって(確かくまのプーさん)巻き戻しボタンを押しました。巻き戻し中は適当なチャンネルの番組が見れるのですが、その日はたまたまNHKが点いたのです。

日曜日のお昼時、やっていたのは囲碁番組でした。

僕の微かな記憶では、それはNHK杯テレビ囲碁トーナメントだったと思うのですけれど、もしかしたらその前番組の囲碁講座だったかもしれません。

親戚の誰も囲碁を知らない家系だったので、もちろん僕も知るはずはないですが、母親が言うには、囲碁番組が終わるまで僕はテレビに釘付けだったそうです。

そして番組が終わると、幼い僕は母親に「あれがやりたい」と言ったらしいです。

しかし当然、母親も囲碁について何も知らないですし、まあ子供がその時の気分で言っているだけだろうと、「じゃあ小学校に入ったら習いに行こうね」と返したそうです。
僕もそれで納得して、以来何も言わなくなりました。

母親としては、小学校に入る頃にはそんな約束は忘れているだろう。との目論みだったらしいですが、小学校に入学して数ヶ月が経った頃に、突然僕が「いつになったら囲碁習えるの?」と母親に尋ねたらしいです。

母親はそれで、僕が本気でやりたがっているんだと気付いて、近所の囲碁教室を調べてくれたのですが、たまたま新聞のチラシに、最近出来た囲碁教室の広告が乗っていて、場所も電車で言えば二駅隣の所でとても近い。

しかもそこは何歳からでもOKの子供囲碁教室。早速母親は、僕をその教室へ入れてくれて、囲碁を始める事が出来ました。

そこの先生が、今の僕の師匠でもあります。


本当に運が良かったと言うか、囲碁に出会えたのも偶然だし、師匠に出会えたのも偶然だし、何かご縁(碁縁?)を感じます。

もしも、小学生の僕が囲碁をやりたいと言い出すのがもう少し早かったら、師匠には出会えていなかったかもしれません。
あの時NHKが点かなかったら、囲碁を知らない人生だったかもしれません。
あの時僕がくまのプーさんを見ていなければ、何も始まらなかったのだと思います。


幼い僕が何故囲碁に興味を持ったのかはわかりませんが、とにかくナイス!と伝えたい。


最近、こういう運良く囲碁に出会えた僕だからこそ、囲碁をもっと広めて行かねば、と思うようになりました。

まだまだ未熟な僕ですが、これからも頑張っていきたいです。




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