感動した一局
こんにちは。みやれーです。
今回は僕が感動した一局を紹介します。
この碁は僕が子供の頃に出会い、こんなに自由に打ってもいいのか!と感動した碁です。
黒番は小杉丁。白番は呉清源。
黒の5手目も奇抜ですが、それに対し白の8、10、12手目!常識を超えた発想です。
この自由な打ち方は本当に衝撃でした。
白は一貫して中央の黒石をふんわり包みにいきます。
ここまでは黒も相手の作戦に受けて立っている感じでしょうか。
上図の黒1が疑問で、一路右へ打つべきでした。実戦は黒がやや窮屈で、黒7、9と一手掛けるようでは辛かった。
また、上図白2が上手く、黒21までで白優勢です
最終手まで載せました。(白92まで)
白中押し勝ち。
奇想天外な布石でしたが、白の完勝です。
この碁を並べる度に、囲碁は本当に自由なゲームだなぁと思い知らされます。
布石だけでもいいので、ぜひ一度碁盤に並べて見てください!